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報道陣に練習を全公開、4-2-3-1と3-4-3で戦術確認

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 欧州遠征中の日本代表は8日、セルビア北部のノビサドで練習を行った。約2時間に及ぶトレーニングはすべて報道陣に公開され、攻撃の戦術確認やミニゲームなど、すべてのメニューで4-2-3-1と3-4-3の両システムを試した。

 疲労のため宿舎で静養したMF長谷部誠、左足首捻挫のため別メニュー調整となったMF遠藤保仁の両ボランチが不在のため、中盤の人数を一人減らして調整。前日7日に続いて3-4-3の確認にも長時間を費やし、11日のセルビア戦、15日のベラルーシ戦で3-4-3をテストする可能性が高まった。

 別メニューで調整しながら練習を見守った遠藤は「集まれる機会は限られているし、やれるうちに理解度を深めて、試合で試すのであれば、より自分たちのものにしていければ」と意欲的に話していた。

以下、攻撃の戦術確認での布陣図

【4-1-3-1】
[水色ビブス組]
  ハーフナー

齋藤  香川  岡崎

    細貝

長友     酒井宏
  今野  吉田

[ビブスなし組]
    柿谷

乾   本田  清武

    山口

酒井高     内田
  伊野波 森重

【3-3-3】
[水色ビブス組1本目]
  ハーフナー
香川      岡崎

長友  細貝  齋藤

今野  吉田 酒井宏

[水色ビブス組2本目]
  ハーフナー
齋藤      岡崎

香川  細貝 酒井宏

長友  吉田  今野

[ビブスなし組1本目]
    柿谷
清武      本田

乾   山口  内田

酒井高 伊野波 森重

[ビブスなし組2本目]
    柿谷
乾       本田

酒井高 山口  清武

伊野波 森重  内田

(取材・文 西山紘平)

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