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決勝進出に安堵する新婚DF森脇「嫁にプレッシャーを掛けられていた」

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[10.12 ナビスコ杯準決勝第2戦 浦和1-0川崎F 埼玉]

 第2戦での逆転決勝進出を、誰よりも喜んでいたのは、この男かもしれない。10日にブログで入籍を報告した浦和レッズのDF森脇良太は、開口一番「嫁にプレッシャーを掛けられていたんです。もし、決勝に進めていなかったら、何を言われていたか分からない。とにかくホッとしました」と、入籍後最初の試合に勝利し、決勝へ進めた安堵を冗談を交えて口にした。

 積極的な守備ができた試合を振り返り「このサッカーを続けないと意味がない」と話したり、同じく今季加入したMF関口訓充の活躍について「ずっと努力を続けてきた姿を見て来たから、うれしい」と話すなど、真面目なコメントも多かった森脇。だが、「恥ずかしい。恥ずかしい」と言いながらも「奥さん、やりましたー!!」「僕が守るのは、浦和のゴールと奥さんです」と、ミックスゾーンのいたるところで幸せを振りまいていた。

 もちろん、浦和サポーターにも幸せを届けるつもりだ。11月2日に行われる決勝へ向けての意気込みを聞かれた森脇は「良い思い出にしたい。浦和のファン・サポーターは、2011年に苦しい想いをしているから。この素晴らしいタイトルを獲れるように頑張ります」と、ビシッと締めていた。

(取材・文 河合拓)

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