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マラドーナ氏:「20世紀最高の選手はペレではなく私」

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現代最高の選手としてはメッシを称賛

 ディエゴ・マラドーナ氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるインタビューで、バルセロナFWリオネル・メッシを世界最高の選手としてたたえるとともに、ブラジルのペレ氏への皮肉を口にしている。

 現役時代にプレーしたイタリアを再訪しているマラドーナ氏は、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)でのメッシの活躍への期待を述べた。

「2010年(W杯)のメッシに失望はしなかった。ゴールを決める幸運には恵まれなかったが素晴らしいプレーをしていた。敗退したときに泣いていた姿は印象的だ。スペインやブラジルと戦うのは厳しいが、彼がリベンジできることを願っている。いずれにしても、トロフィーは南米にとどまるだろう。それは確信している」

「今はレオがナンバーワンで、その後に(クリスティアーノ・)ロナウドやネイマールや(マリオ・)バロテッリ、そのほかの選手たちがいる。ロナウドのキックはメッシにはないものだが、メッシのように5人の相手選手の間を抜けて行くことはロナウドにはできない」

 マラドーナ氏は2000年に、20世紀最優秀選手を選出するFIFA公式サイトのインターネット投票で1位となったが、FIFAの選考委員はペレ氏を1位として、両者で賞を分け合うことになった。マラドーナ氏は、自分こそが真の1位だったと改めて主張している。

「人々の投票で勝ったのは私だった。ペレは2位だ。ブラジル国内でも、歴代最高のアスリートに選ばれたのはアイルトン・セナで、ペレは2位だった」

「私が何度も勝ってばかりだったので、ペレの友人たちは彼のために賞を贈らなければならなかったんだ。何の価値もない賞だがね」
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