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本田フル出場のCSKAは泥沼3連敗…5戦連続無得点と出口の見えない戦い続く

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[10.18 ロシア・プレミアリーグ第13節 ゼニト・サンクトペテルブルク2-0CSKAモスクワ]

 ロシア・プレミアリーグは18日、第13節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワは敵地でゼニト・サンクトペテルブルクと対戦し、0-2で敗れた。10月2日の欧州CLのビクトリア・プルゼニ戦は本田らのゴールで勝利しているCSKAだが、リーグ戦はこれで3連敗。5戦勝ちなしとなり、さらにその5試合すべてで無得点と出口の見えない戦いが続いている。

 国際Aマッチウィークのため2週間ぶりに再開されたリーグ戦だが、流れを変えることは出来なかった。代表帰りの本田もフル出場で奮闘したが、勝利に導くことは出来なかった。

 決定力の差が勝敗を分けた。前半16分にMFアンドレイ・アルシャフィンの浮き球パスで抜け出したMFロマン・シロコフがGKをかわしてゴールネットを揺らし、ゼニトが先制。同45分にはFWフッキがDFに囲まれながら右足でミドルを狙う。DFをかすめたこともあったが、シュートはきれいな弧を描き、ゴール右隅に吸い込まれていった。

 前半、公式シュート数で上回っていたようにCSKAにもチャンスがなかったわけではなかった。本田も前半からパスで決定機を演出。だが、後半13分にはゴール前に顔を出し、右クロスを合わせるが、シュートはGKの正面を突いてしまった。

 試合はこのまま、ゼニトが2-0で勝利した。ゼニトは今季10勝目を挙げ、勝ち点を32に伸ばした。CSKAはこれで3連敗、リーグ戦5戦勝ちなし(1分4敗)となり勝ち点差は11に広がった。


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