UAEで開催されているU-17W杯に参戦している「96JAPAN」こと、U-17日本代表は、21日に行われたベネズエラ戦に3-1で勝利した。2戦2勝の日本はグループDの2位以内を確定させ、1試合を残しての決勝トーナメント進出を決めた。

　激戦を終えたイレブンは、一夜明けた22日も午前練習を消化。ベネズエラ戦にスタメン出場したメンバーはリカバリーに勤み、その他のメンバーはボールを使ったトレーニングで汗を流した。

　世界のライバルたちを驚かすサッカーで快進撃を続ける「96JAPAN」だが、JFAによると、この日のミーティングではJRA騎手の武豊さんの挑戦を追ったドキュメンタリーを鑑賞。勝っても負けてもその結果全てを自分の力に変えていく姿から刺激を受けたという。

　次戦は24日(日本時間22時キックオフ)のチュニジア戦。グループリーグ1位突破に向けての大事な一戦となる。2試合連続CBでフル出場を続けるDF宮原和也(広島ユース)は「マイボールを大事にするというコンセプトをしっかりと実行していきたいです。次の試合はグループ1位がかかっているのでまずは目先の試合に集中したい」。FW永島悠史(京都U-18)も「チームは連勝して雰囲気も非常にいい。次の一戦は決勝トーナメントに弾みがつくような内容の濃い試合をしたい」と力を込めた。

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