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連戦乗り越え逆転勝ち、内田「死ぬかと思った」

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[11.9 ブンデスリーガ第12節 シャルケ3-1ブレーメン]

 ブンデスリーガは9日、第12節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでブレーメンと対戦し、3-1で逆転勝ちした。内田は公式戦9試合連続のフル出場。欧州CLとの過密日程の中、前半22分に先制を許す苦しい展開に「今日は死ぬかと思った」と、さすがに疲労感を隠せなかった。

「前半のうちに点を取れていれば楽だったんだけど。疲れ? 疲れているというか、どうしても脱水になっちゃう」。0-3の完敗を喫した6日の欧州CLチェルシー戦から中2日で立て直し、リーグ戦2連勝。「(過密日程は)しょうがない。そういうチームにいて、充実して幸せ。これだけ応援してくれれば最後に足も出る。すごく良いスタジアムで疲れたなんて言ってられない」と、気持ちを奮い立たせ、気力を振り絞った。

 今後も休む間もなく日本代表のベルギー遠征に参加するが、「全然、頭が回らない」というのも率直な本音だろう。16日のオランダ戦、19日のベルギー戦へ、どこまで心と体をリフレッシュしていけるか。「やるからには負けたくない。良い相手とやれるのは良いことだけど、やっぱり勝ち点を拾うことが大事」。相手は世界のトップ10に入る強豪だが、結果にこだわる内田の姿勢は変わらない。「どうやったら勝てるかなんて分からない。占い師がいるわけじゃないしね。勝ちに近づくために練習するだけ」と力を込めていた。


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