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W杯優勝を振り返るイニエスタ、「言葉では説明できない」

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W杯王者となったサッカーシティで試合

 19日の国際親善試合、スペイン代表は敵地サッカーシティでの南アフリカ戦に臨む。前日会見に出席したアンドレス・イニエスタは、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)を勝ち取ったサッカーシティで、再び試合を行う感慨を語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 サッカーシティで行われた南アフリカW杯決勝オランダ戦の延長戦で、劇的な決勝点を記録したイニエスタ。バルセロナMFは、思い出のスタジアムに戻ってきた心境を明かしている。

「あの頃の思い出がよみがえってくるね。ここに戻ってくるのは、本当に特別なことだ」

「ゴールを決めた場所で、数分間立ち尽くしたよ。自分が感じたことを、言葉で説明するのは難しい。素晴らしい感情が沸き上がってきた」

また、決勝点を決めたシチュエーションを振り返っている。

「セスク(・ファブレガス)のパスを受け、それを力強く蹴った。望んでいたようにミートできなかったけど、うまくいったね」

 イニエスタは決勝弾を決めた後に、友人である元エスパニョールの選手、故ダニ・ハルケの名が記されたシャツを披露した。

「ゴールを決められるとは考えていなかった。勝利を収めたときに、W杯を彼に捧げようと思ったんだ。すべてが完璧だったね。最高の脚本があったとしても、あそこまでうまくはいかないだろう」
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