ユベントスのMFアルトゥーロ・ビダルは24日に行われるセリエAの次節・リボルノ戦に出場することができないようだ。現在は負傷でリハビリ中のビダルだが、回復が間に合ったとしてもFIFAの“5日ルール”によって、次節は出場できない可能性が浮上した。

　ビダルは10日に行われたナポリ戦で右足太ももの筋肉を負傷。全治7～8日と診断されながらも、チリ代表に合流した。しかし同代表がロンドンで検査を行うと全治14日と診断されたため、15日のイングランド戦と19日のブラジル戦を欠場していた。

　FIFAの規定では怪我で代表戦を欠場した選手は、欠場した試合の日から5日はクラブの試合に出場できないというルールがある。今回、ビダルが欠場したブラジル戦は19日だったため、24日のリボルノ戦は出場できないのだ。

　ガゼッタ紙によると、現在ユベントスはビダルのリボルノ戦出場を諦めておらず、チリサッカー連盟に特別許可を求めているという。ユベントスはDFレオナルド・ボヌッチ、DFアンジェロ・オグボンナを出場停止で欠き、DFシュテファン・リヒトシュタイナーを故障で欠く。なんとしてでもビダルの出場を認めてほしいところだろう。