beacon

6万人超えのホームで敗戦…齋藤学「ふがいなさを感じた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.30 J1第33節 横浜FM0-2新潟 日産ス]

 気持ちを切り替えるしかなかった。勝てば他会場の結果に関係なく、自力で優勝が決まる一戦。横浜F・マリノスのMF齋藤学は「勝って優勝できればよかったけど、終わったことはしょうがない。次に向かって切り替えていければ」と唇をかんだ。

 前半は新潟のハイプレスに手を焼いたが、後半は相手の運動量も落ち、横浜FMが流れをつかんでいた。ところが後半27分にCKから失点。後半アディショナルタイムには前がかりになったところを突かれた。

 「先制点は、自分たちが押し込んでいる時間帯のカウンターからのCK。相手が1枚上手だったのかなと思う」。そう悔やんだ齋藤は、J1歴代最多となる6万2632人の大観衆の前で優勝を決められなかったことを申し訳なく感じている。

「満員のスタジアムにしてもらって、それをパワーに変えられなかったふがいなさを感じた。でも、そんなことを言っていてもしょうがないので。最終節に勝って、優勝を決められれば。また1週間、準備していきたい」。12月7日の最終節はアウェーでの川崎F戦。9年ぶりのリーグ制覇へ、いよいよ最終決戦だ。

(取材・文 西山紘平)

TOP