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カペッロ、抽選方法に不満 「イタリアは厳しいグループ」

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ロシアの組み合わせには満足か

 ロシア代表を率いるファビオ・カペッロ監督は、ブラジル・ワールドカップ(W杯)組み合わせ抽選でのロシアの抽選結果には満足する様子を見せながらも、母国イタリアの状況には不満をのぞかせている。

 抽選の結果、ロシアはグループHで決勝トーナメント進出を目指して戦うことになった。「ベルギー、アルジェリア、韓国というのは楽なグループに見えるが、しっかり注意しなければならないだろう」とカペッロ監督のコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 一方で同監督の母国イタリアは、欧州のチームが入ったポット4からポット2へ移される1チームに選ばれた結果、ウルグアイ、イングランド、コスタリカと同じグループに入ることになった。

 10月時点でのFIFAランキングによるトップシード決定や、トップシード以外の欧州9チームをランキングによって区別せず抽選で1チームをポット2へ移す方法など、イタリアでは抽選開始前からシステムへの不満の声が噴出していた。

「イタリアのグループが非常に厳しい? 残念ながらその通りだが、馬鹿げた状況だった。このシステムで抽選が行われたのは信じられない。W杯で4度優勝したチームがあのような状況に置かれたのは正しいことではない」

 カペッロ監督率いるロシアはグループ初戦で韓国、第2戦でベルギー、第3戦でアルジェリアとの対戦が予定されている。
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