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ドイツで4シーズン目を戦う内田篤人「僕は結構自由です」

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 ドイツに渡って4シーズン目を迎えた日本代表DF内田篤人は2013-14シーズンの前半戦もシャルケの中心選手として、さらには日本代表のレギュラーとして過密日程を戦ってきた。ブンデスリーガは折り返しを迎え、シャルケは8勝4分5敗の勝ち点28で7位。首位バイエルンには勝ち点16差を付けられている。UEFAチャンピオンズリーグではグループリーグ最終戦までもつれながら逆転で2位通過。決勝トーナメント1回戦ではレアル・マドリー(スペイン)との対戦が決まった。激動のシーズン後半戦へ。内田の秘めた思いとは――。

―2013-14シーズンも半分を終えましたが、ここまではどんな半年でしたか?
「ケガ人も多かったですし、がんばっているほうだと思いますね。もちろん、もっと上にいないといけないチームだとは思っています。順位もあと1個、2個、3個、4個、5個ぐらいは(笑)。でも、苦しい状況の中でも、みんなで耐えてがんばっていると思います」

―ケガ人が多い中でチャンピオンズリーグやカップ戦も含めた連戦が続きました。
「全部の試合に全力でやっていたら途中で切れますし、実際にもたない部分もありました。うまくごまかせる部分は自分なりにごまかしてやってきましたが、それもうまくいかないときもあったので、無理なときにごまかす力というのも、自分の一つの力なのかなと思います」

―チャンピオンズリーグは最終節で2位に滑り込み、決勝トーナメント進出を決めました。
「シャルケには、もつれてもつれて何とか上に行くという粘り勝ちみたいなところがあるので。今回もヒヤヒヤしながらでしたけど、上に行けるので、シャルケらしいと言えば、らしいかなと思いますね。ホームでの最終節まで粘って、最後にホームで決めるという。それまでにしっかり勝っていれば問題ないというか、もう少し楽に行けるんだろうなという思いもありますけど」

―チャンピオンズリーグになると、チームの雰囲気にも違うものがありますか?
「どの大会が大事とか、手を抜こうとか、そんなことは考えてないですけど、周りの注目度も違いますし、試合のウェイトやストレスは違いますね。ただ、バイエルンとかは同じ試合数を戦っていても、リーグ戦でもしっかり勝っています。選手を入れ替えながらでも、リーグ戦もチャンピオンズリーグも勝ち上がっていますし、うちもそこに続かないといけないとは思っています」

―シャルケに移籍して4年目になりますが、チーム内での役割に変化はありますか?
「ユースからもいい選手が入ってきていますが、僕が手を取って彼らを(チームの輪に)入れるわけでもないですし、僕は今までどおりですね。お客さん面しているわけでもないですが、僕は結構自由です(笑)。言葉が完全に通じるわけではないですし、向こうの習慣や文化というのは言葉で言い表せないような雰囲気もあるので、外国人選手が上と下をつなげるというのはちょっと難しいですけど、僕は自由にやらせてもらっている感じですね」

―チャンピオンズリーグではレアル・マドリーと対戦することになりました。
「友達と話していても『レアルだね』という話になるんですけど……。でも、そういう世界にいるんですから。そういうチームや選手が来て当然だと思っていますし、リスペクトしすぎずに戦いたいですね。勝負事ですから。何をそんなに構えるのかなと。試合をやるだけだと僕は思っています」

―ブンデスリーガはバイエルンの一人勝ちのような状態です。
「やっぱり強いですし、あれだけ上に行かれてしまうのも分かりますよ。それを止められないのは悔しいですけど、強いですからね。ドイツの歴史を感じます。そこにだれかが食ってかからないといけないんですけど、勝てないんですよね」

―監督が代わっても変わらない強さがある?
「一緒に練習しているわけではないですし、僕はバイエルンの選手ではないので分からないですけど、めちゃくちゃ派手というわけではないのに、絶対、勝つんですよね。すごいですよ」

―アディダスの最新スパイク『パティーク 11プロ』はドイツのピッチにもフィットしていますか?
「フィット感と履き心地がいいですね。サイドの選手は急に止まったり、ジャンプしたり、細かい動きが多いですし、対面の相手に合わせないといけない部分もあるので、無理な体勢からでも動けるフィット感が大事です。海外は芝生の下が柔らかいですし、田んぼみたいな感じなので、足をひねりやすいんですよ。ひねったときにスパイクが助けてくれないと、全部持っていかれてしまうので、スパイクは重要ですよ」

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(取材・文 西山紘平)

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