beacon

[AFC U-22選手権]2戦連続無得点の鈴木武蔵「焦らずに、来たチャンスを」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[1.14 AFC U-22選手権グループC第2節 日本0-0クウェート]

 オマーンで開催中のAFC U-22選手権は14日、グループリーグ第2節を行い、U-21日本代表はU-22クウェート代表と対戦し、0-0で引き分けた。FW鈴木武蔵(新潟)は2トップの一角で2試合連続のフル出場を果たしたが、2試合連続の無得点。チームもスコアレスドローに終わり、「もっと自分としてもできるし、チームとしてもできると思う」と反省した。

 12日のイラン戦はFW浅野拓磨(広島)、この日はFW荒野拓馬(札幌)と先発で2トップを組んだ。「(浅野)拓磨や荒野と話し合って、できている場面もあったけど、もっと連係できるんじゃないかなと思う。俺がもっと相手を引っ張って、空いたスペースに味方に落ちてもらったり」。2トップの連係向上と同時に、チーム全体の共通意識も課題に挙げる。

「自分としては裏が少ないというか、DFラインや中盤に声をかけて、自分がどこに走るとか、もっと話していったら、自分としても良くなるし、チームとしても相手が広がって(パスが)回りやすくなるのかなと思う。距離が遠いというのもあるし、相手との間合いを考えたり、そういうのがもう少しできないと、立ち上がりのリズムも悪くなる。そこは話し合って、課題を克服していきたい」

 2試合連続のドローに終わったことで、グループリーグ突破のためには16日のオーストラリア戦で勝利が求められる。「今日、できなかったことをミーティングで話し合って、課題を克服して3試合目に臨みたい。しっかりオーストラリアに勝って、グループリーグを突破したい」。チームの勝利とともに自身のゴールも早く欲しい武蔵。「点は取れていないけど、焦らずに、来たチャンスをしっかり決めたい」と力を込めた。

(取材 了戒美子)

▼関連リンク
AFC U-22選手権2013特集ページ

TOP