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昨季3戦3勝の広島との再戦へ横浜FM・富澤「おごらずにスタイル貫く」

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 昨季、リーグ戦と天皇杯を合わせて広島に3戦3勝の横浜F・マリノスだが、MF富澤清太郎は相性を過信することなく、表情を引き締めた。

「広島さんにはつないでくるというスタイルがある中で、彼らのストロングに翻弄されず、いつものマリノスらしさを出して戦ってきた結果、これまでは勝利が先行しているのかなと思う」

 昨季の3試合をそう分析すると、「広島さんには能力の高い選手がそろっているし、うちの選手もみんなリスペクトの気持ちを持っている」と警戒し、「おごらずに自分たちのスタイルを貫いて、難しい試合になると思うけど、最後に結果が付いてくれば」と意気込んだ。

 横浜FMにとっては9年ぶり4回目の出場となる富士ゼロックススーパー杯。過去の3回はいずれも敗れており、初優勝が懸かっている。「何としても取りたいタイトルだし、ましてや相手は広島。ワクワク感や楽しみな気持ちがある」。富士ゼロックススーパー杯のあとは中3日で26日に敵地でACL初戦となる全北現代(韓国)戦が控える。「強い広島さんに勝って、その後のACLやリーグ戦にいい形でつなげられれば」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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