新たなゴールパフォーマンスを予告した。昨季の富士ゼロックススーパー杯では得点後に大会の冠スポンサーである「FUJI XEROX」の看板の前に選手が集まって「FUJI XEROX」の文字を指差すゴールパフォーマンスを披露したサンフレッチェ広島。FW佐藤寿人は「練習が始まったら、選手同士でいいアイデアを出し合って、2014年最初の試合を盛り上げていければ」と笑顔で語った。

「長年、この大会をスポンサードしていただいている富士ゼロックスさんに対して、選手も感謝の気持ちを表現できるのではないかと思った」と、あらためて昨季のゴールパフォーマンスを決めた経緯を語った佐藤。「ただ、(選手の)立ち位置がうまくいかずに、うまくテレビの画面に映らなかった」と苦笑いを浮かべ、「そこの反省を生かしたい」と“リベンジ”を誓った。

　昨季の富士ゼロックススーパー杯では自身のスーパーボレーが決勝点となり、柏を1-0で下した。シーズン最初のタイトルを獲得し、最終的にリーグ連覇も達成。「昨年はこの大会に勝って、カップを掲げてシーズンに入ることができた。今年もカップを掲げて、いいシーズンにしたい」。大会連覇のためにも、ゴールパフォーマンスを見せるためにも、まずは得点を決めること。「パフォーマンスをするにはゴールを決めないといけない」と、2年連続のゴールを貪欲に狙うつもりだ。

(取材・文　西山紘平)