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[女子選手権]日ノ本学園が夏冬連覇!!後半4発逆転で3年ぶり2度目の優勝

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[1.16 全日本高校女子選手権決勝 藤枝順心1-4日ノ本学園 ヤマハ]

 第22回全日本高校女子サッカー選手権は16日、ヤマハスタジアムで決勝戦を行った。7年ぶりの優勝を狙う藤枝順心(静岡)は前半45分に先制したが、昨年夏の総体王者・日ノ本学園(兵庫)が後半だけで4ゴールを挙げ、4-1の逆転勝ちで3年ぶり2度目の優勝を飾った。

 試合は決勝戦らしく緊迫した空気に包まれていたが、前半終了間際の45分に藤枝順心が均衡を破る。ゴール前に入った縦パスをMF河野朱里が落とし、MF杉田妃和がドリブルから豪快に左足を振り抜く。これがGKの頭上を突き、先制点を奪った。

 しかし、後半に入ると流れは一変。日ノ本学園が4試合27得点の攻撃力を見せつけた。まずは後半14分、流れるようなパスワークからMF小島和希子が右足で押し込み、同点。さらに2分後の同16分にはMF八坂芽依からパスを受けたMF入江未希が左足で決め、2-1と逆転に成功した。

 攻撃の手を緩めない日ノ本学園は後半21分、ロングフィードに抜け出した八坂がGKもかわして折り返し、MF池尻茉由が右足で押し込み、追加点。同32分には今大会全試合で得点を挙げている入江が右足でダメ押しゴールを奪い、4-1の逆転勝利で全国361校の頂点に立った。

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