日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンは22日、ザンクトパウリ(2部)と練習試合を行い、2-2で引き分けた。先発した大迫はFKに合わせてヘディングシュートを決め、移籍後初ゴールを記録した。

　大迫は2トップの一角に入り、先発出場。試合は前半1分に早くも失点するが、同40分にMFシュタークのゴールで追いつくと、前半終了間際の45分に大迫のゴールで逆転に成功する。左サイドからのFK、ゴール正面で合わせた大迫が高い打点から頭で叩き込んだ。2-1で迎えた後半にはGK以外の10人全員が交代。その後、試合は終了間際に追いつかれ、2-2で引き分けた。

　試合後、クラブのフリードヘルム・フンケル監督は『AZ』によると「大迫の隣で誰がプレーするのか。他のFW陣がその決断を難しくしてくれることを祈るよ。大迫が今日のようにゴールを続ければ、先発の座を奪うのは難しいだろう」とコメント。FW陣の中では大迫がファーストチョイスであることをほのめかした。

　1860ミュンヘンは2月10日にブンデスリーガ2部リーグ戦の再開試合を迎え、ホームでデュッセルドルフと戦う。

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