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ハーフナー奮闘も…フィテッセは今季初の完封負けで13試合ぶり黒星

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[2.4 エールディビジ第22節 フィテッセ0-2AZ]

 エールディビジは4日、第22節1日目を行い、FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセはホームでAZと対戦し、0-2で敗れた。ハーフナーは3試合連続で先発出場。前線で攻撃の起点となったが、得点を挙げることができなかった。チームは今季初の完封負けで、第9節・フェイエノールト戦(1-2)以来、13試合ぶりの黒星を喫した。

 フィテッセは前半13分、高い位置でボールを奪ったMFグラム・カシアのクロスをハーフナーがフリーで打点の高いヘディングシュートを放つが、ボールは枠を大きく外れた。試合を優位に進めるフィテッセだったが、なかなか決定機を作れないでいると同20分、ショートカウンターからDFパトリック・ファン・アーノルトのオウンゴールで先制点を許してしまう。

 前半27分にはMFマルコ・フェイノビッチのミドルシュートがわずかにクロスバー上に外れるなど、積極的にシュートを放ち、攻勢を強めたフィテッセ。同37分には右CKからカシアが頭で落とし、ハーフナーが左足シュートを放つもミートしきれず、チャンスを逃した。

 これ以上の失点を避けたいフィテッセは前半42分、相手のクリアボールから最終ラインのDFファン・デル・ヘイデンとカシアが交錯。フリーで抜け出したFWアーロン・ヨハンソンに難なく追加点を許し、0-2で前半を折り返した。

 後半開始からMFバートランド・トラオレとMFザカリア・ラビアドを入れ、反撃に出ると後半13分、ラビアドが中央突破から左足を振り抜くがボールはわずかにゴール右に外れる。同17分にはPA外右側でボールを奪ったトラオレが右足シュート。後半から出場の2人がフィテッセの攻撃を引っ張るが1点が遠い。同43分にはFWレナト・イバーラの右クロスをMFワレリー・カザイシュビリが頭で合わせたが、これも枠の外へ。最後まで1点を奪えなかったフィテッセが0-2で今季初の完封負けを喫した。


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