元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏は5日、アメリカ・フロリダ州マイアミで記者会見を行い、新クラブ設立とメジャーリーグサッカー(MLS)への参入を発表した。英BBCなど複数のメディアが報じている。

　新クラブの共同オーナーとなるベッカム氏は「ゼロからチームをつくり上げたかった。何百万の人たちに愛されるクラブを設立する。マイアミだけではなく、世界に通用するクラブにしたい」と、今後の展望を語った。現在、本拠地となるスタジアム建設用地の取得や財政計画の確定を進めているという。

　ベッカム氏は昨年5月16日に現役引退を発表。07年7月から11ー12シーズン終了までMLSのLAギャラクシーに所属していた。報道によると、ベッカム氏とMLSの当初の契約には約25億円で新クラブを設立できるとの事項が含まれていたという。現在、19クラブで構成されているMLSだが、2015年には2クラブが加わる予定で、ベッカム氏が設立するクラブは22番目のチームとなる見込みだ。