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内田が精密検査のため帰国へ…手術ならW杯に影響も

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 シャルケのイェンス・ケラー監督は13日の記者会見で、右太腿裏肉離れで離脱したDF内田篤人が日本で精密検査を受けるため帰国の途に就いたことを明らかにした。診断結果次第では手術を受ける可能性もある。

 クラブの公式HPによると、ケラー監督は「アツトは今日、日本に帰国した」と説明。状態については「あまりよくなさそうだ。ひょっとしたら手術が必要な可能性もある」と、日本での検査次第で手術を受ける可能性があることを明かした。

 内田は9日のハノーファー戦で試合終了間際の後半43分に右太腿裏を故障。相手をかわした際に痛め、ピッチに倒れ込むと、すぐに自らドクターを呼んだ。チームが交代枠を使い切っていたこともあり、一度はテーピングを巻いてピッチに戻ったが、プレーを続けることはできず、すぐにベンチへ下がっていた。

 内田にとって右太腿は過去にも故障を繰り返してきた箇所だった。ケラー監督は「負傷した際に腱まで痛めていたことが、さらなる検査で明らかになった」と説明し、「アツトは強い愛国心を持っているし、日本の医者を信頼している。今後の経過などについては、我々の医療チームとコンタクトを取りながら一緒に決めていく」と力説した。

 クラブは当初、数週間の離脱と発表していたが、さらなる長期離脱は避けられそうにない。手術となれば今季中に復帰できるかどうかも未知数で、6月に開幕するブラジルW杯への影響も心配される。


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