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史上最速17秒弾で鮮烈デビューを飾ったヨイッチ

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 ブンデスリーガは15日、第21節を行い、フランクフルトと対戦したドルトムントが4-0の快勝を収めた。ホームでは106日ぶりの勝利となったが、その中で眩い輝きを放ったのがチームに加入したばかりのMFミロシュ・ヨイッチだ。

 21歳ながらセルビア代表に名を連ねるヨイッチは今冬、パルチザンからドルトムントに移籍。契約は18年夏までの長期契約が結ばれたように、クラブ側の期待も大きい。2列目ならどこでもこなせるユーティリティープレーヤーは、フランクフルト戦の後半23分に投入されると、いきなりスタジアムを興奮のるつぼへと誘った。

 MFケビン・グロスクロイツのシュートをGKがはじいたところをきっちりと右足で流し込んで、チーム4点目をマーク。デビューからわずか17秒後に生まれたゴールは、ブンデスリーガ史上最速となったとクラブ公式HPが伝えている。

 デビュー戦での史上最速ゴールを奪ったヨイッチに対し、クラブ公式HP上でチームメイトがコメントを残している。MFヌリ・サヒンは「彼のためにも本当にうれしいね。このゴールにより、もっと楽にチームに溶け込めるようになるはずさ」と語り、MFセバスティアン・ケールは「僕は17年間、何か記録を打ち立てようと必死にプレーしてきたけど、彼は数秒で歴史に名前を残してしまった」と冗談交じりのコメントを残した。


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