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クラブ初の降格危機…ハンブルガーSVの新監督に前ハノーファー監督のスロムカ氏が就任

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 ハンブルガーSVは17日、ミルコ・スロムカ氏が新監督に就任すると発表した。契約は16年6月末まで。同クラブはトーステン・フィンク元監督、ベルト・ファン・マルバイク前監督に続いて今季3人目の監督となる。

 昨年9月に成績不振によりフィンク元監督を解任していたハンブルガーSVだが、その後もチーム状況はなかなか好転せず、クラブ史上初となる7連敗を記録した15日のブラウンシュバイク戦(2-4)後、ファン・マルバイク前監督も解任。21節終了時点で自動降格圏の17位に低迷しており、クラブ史上初となる2部降格の危機に直面している。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、スロムカ新監督は記者会見で「技術面、戦術面で持っている潜在能力をうまく引き出すことが重要になる。初めの数日はそれに取り組みたい」とコメント。「一昨日の試合ではチームから強い気迫が感じられた。これを維持していかなければならない」と話している。

 スロムカ監督は10年1月、当時降格危機にあったハノーファーの監督に就任。チームを残留に導くと、11-12シーズン、12-13シーズンと2年連続でヨーロッパリーグ出場に導いた。しかし、今季は開幕から波に乗れず、アウェーでは開幕8連敗を記録。昨年12月27日に成績不振を理由に解任されていた。


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