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バースデーゲームでシーズン幕開けの広島MF青山「誕生日プレゼントとしてカップを掲げる」

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 2014シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックススーパー杯が明日22日、東京・国立競技場で午後1時35分にキックオフされる。決戦を翌日に控えた21日、都内で2014Jリーグキックオフカンファレンスが開催され、富士ゼロックススーパー杯に出場するサンフレッチェ広島のMF青山敏弘森保一監督、横浜F・マリノスのMF藤本淳吾樋口靖洋がそれぞれ意気込みを語った。

 2年連続3回目の出場となる広島は過去2回、いずれもゼロックススーパー杯を制している。初優勝した08年はJ2で独走優勝し、2回目の優勝を飾った昨季はJ1連覇を達成。シーズン最初のタイトルがリーグ戦にも弾みを付けてきた。

 青山は「去年に引き続き、スーパーカップを獲りに明日の試合に臨みたい。3度目の出場で、過去2回は勝っている。今回も獲りたい。森保監督になって3年目のシーズン。進化した広島を見せたい」と決意を述べた。

 青山にとって、試合の行われる22日は28歳の誕生日でもある。「運命だと思っている」。今季からキャプテンを務めるMFは「キャプテンとして、このカップを誕生日プレゼントとして掲げたい」と、国立でカップを高々と掲げる自分の姿をイメージしていた。

 国立競技場は今年7月から改修工事に入る。森保監督が「国立には個人としてもチームとしてもさまざまな思い出がある。ゼロックスを現行の国立競技場でできるのは最後。そこでいい試合をして、勝利して、国立の思い出として刻みたい」と力を込めれば、樋口監督も「思い出と歴史の詰まったスタジアム。タイトルを獲ることでマリノスの名前を刻めるようにしたい」と語った。

(取材・文 西山紘平)

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