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細貝フル出場のヘルタが競り勝つ、酒井高は左SBで先発復帰もクラブワーストタイ記録の7連敗…

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[2.22 ブンデスリーガ第22節 シュツットガルト1-2ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは22日、第22節2日目を行い、MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でDF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、2-1で競り勝った。細貝はボランチ、酒井は左SBでともにフル出場した。

 ヘルタは前半5分、右CKの流れからFWアドリアン・ラモスがPA内でボールキープ。ヒールで落としたボールをDFレバン・コビアシュビリが右足で蹴り込み、先制点を奪った。同36分にはFKのセカンドボールを細貝がミドルシュート。アンカーの位置で先発した細貝は守備でも体を張ったプレーでピンチを防ぐなど攻守に奮闘した。

 それでも6連敗中のシュツットガルトが意地を見せる。前半終了間際の前半45分、MFアレクサンドル・マキシムの右CKのこぼれ球をMFアルトゥール・ボカがPA外から左足ダイレクトボレー。豪快にゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。

 後半24分には酒井がオーバーラップからそのまま右足を振り抜く。強烈なミドルシュートだったが、惜しくもGKに弾かれた。前節・ホッフェンハイム戦(1-4)は7試合ぶりに出番のなかった酒井だが、この日は左SBで2試合ぶりに先発復帰。昨年11月10日のフライブルク戦(3-1)で後半13分から左SBで途中出場していたが、スタートから左SBでプレーするのは昨年8月11日のマインツとの開幕戦(2-3)以来、21試合ぶりだった。

 一進一退の拮抗した展開が続いた試合は最後に劇的な幕切れが待っていた。ヘルタは後半42分、MFトルガ・チゲルチの右FKから途中出場のFWサンドロ・ワーグナーが194cmの長身を生かした打点の高いヘディングシュートを叩き込み、土壇場で2-1と勝ち越した。

 ヘルタは2試合ぶりの白星で後半戦2勝目。一方のシュツットガルトはこれで泥沼の7連敗となり、クラブワースト記録に並んでしまった。


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