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磐田に続き降格組大分も黒星発進…水戸はここ5年、開幕戦4勝目

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[3.2 J2第1節 水戸2-1大分]

 ホームで開幕戦を迎えた水戸ホーリーホックが、大分トリニータを2-1で下し、白星スタートを決めた。昨季の開幕戦は引き分けた水戸だが、ここ5年で4つ目の開幕戦白星となった。対する黒星スタートとなってしまった大分。ジュビロ磐田に続き、降格組2チームが開幕黒星スタートとなった。

 水戸は流通経済大から新加入のDF田向泰輝らDFライン4人のうち3人が新戦力。名古屋から期限付き移籍したMF吉田眞紀人、湘南から加入のFW馬場賢治も開幕スタメンの座を勝ち取った。
 2年ぶりのJ2を戦う大分は、新戦力では千葉から獲得したMF伊藤大介と名古屋から加入のFW田中輝希の2人が、先発メンバーに名を連ねた。

 まず主導権を握ったのは水戸だった。船谷や吉田らが再三ボールに絡み、積極的にゴールを目指す。すると前半21分、右サイドでCKを獲得すると、船谷のキックに吉田がダイビングヘッドで飛び込む。新加入吉田のあいさつ代わりの一発で、水戸が先制に成功した。

 後半に入ると、両チームに動きがみられる。まずは7分の水戸。船谷のクロスに飛び込んだDF新里亮が頭で落とすと、前にいた金がボレーで押し込み追加点を奪う。しかし直後のプレーで大分はMF末吉隼也がシュート。これが新里の足に当たってコースが変わるラッキーなゴールになり、再びゲームは1点差となった。

 アンラッキーな形で失点した水戸だが、その後は落ち着いた試合運びを見せる。後半34分からはルーキーMF広瀬陸斗がデビュー。同36分からはFW鈴木隆行を出場させるなど、理想的な試合運びを見せた水戸が、開幕白星発進を決めた。

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