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スタンダール、川島の好守も上位対決に敗れ今季初の連敗

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[3.2 ベルギーリーグ第28節 クラブ・ブルージュ0-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは2日、第28節を行い、日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地で2位のクラブ・ブルージュと対戦し、0-1で敗れた。川島は14試合連続のフル出場。再三好セーブを見せたが、シュートがDFに当たる不運な失点でチームは今季初の2連敗。18節ルーベン戦以来となる無得点に終わった。

 ベルギーリーグは年間リーグ終了後、上位6チームが勝ち点の半分(奇数の場合は繰り上げ)を持って「プレーオフ1」を戦う。「プレーオフ1」で3位以内に入ると、来季のEL予選3回戦(3位)、欧州CL予選3回戦(2位)、欧州CL本選(1位)の出場権がそれぞれ与えられる。残り3試合で勝ち点63のスタンダールは、勝ち点56で2位クラブ・ブルージュに引き分け以上の結果で年間リーグ1位が確定する。

 前半を0-0で折り返したスタンダールは後半18分に決定機。CKの流れからFWイモー・エゼキエルが後方に落とし、MFヨニ・ブエンスが右足シュート。これは左ポストを叩き、こぼれ球をファン・ダンメが左足でシュートにいくがミートし切れず枠を外れた。

 決定機を逃したスタンダールは後半32分に不運な形で先制点を許す。中途半端になったクリアボールをMFイェスペア・ヨルゲンセンが右足ダイレクトシュート。これがDFに当たってコースが変わり、逆を突かれた川島も懸命に右手を伸ばしたが、弾き出すことはできなかった。

 直後の後半34分、同36分にもピンチを招くが川島の好セーブで失点を免れたスタンダール。守備陣の頑張りに応えたい攻撃陣だったが、最後まで得点を挙げることができず、0-1で上位対決を落とした。


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