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本田の現状を示す象徴的な交代劇、ボランチで途中出場も精彩欠く…

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[3.2 セリエA第26節 ミラン0-2ユベントス]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは2日、ホームでセリエA第26節のユベントス戦を行い、0-2で敗れた。ベンチスタートとなった本田は後半26分からボランチで途中出場。しかし不慣れなポジションからかプレーに精彩を欠き、またしても結果を残すことは出来なかった。

 本田の現状を示す象徴的な交代劇だった。ミランは後半8分、MFアンドレア・ ポーリが相手選手との接触プレーで負傷交代。トップ下の選手の負傷で交代カードに注目が集まったが、クラレンス・セードルフ監督が選択したのはMFリッカルド・サポナーラの起用だった。

 ようやく本田に出番が回ってきたのは後半26分。しかしMFリッカルド・モントリーボとの交代で、本田に与えられたのはそのままボランチの位置でのプレー。同30分にMFアデル・ターラブトと交代でロビーニョが入ったのとは対照的だった。

 相手FWカルロス・テベスやMFアンドレア・ピルロらと激しく競り合う場面が見られるなど奮闘した本田だが、ボールロストも目立ち、プレー面で精彩を欠いた。セードルフ監督の中では起用法に関して試行錯誤の段階にあるようだが、早めに結果を残すことも求められる。


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