劣勢の中でズドン!!宮間の超絶FKでなでしこがアメリカと引き分ける
[3.5 アルガルベ杯 日本女子1-1アメリカ女子]
日本女子代表(なでしこジャパン)は5日、ポルトガルで開催されているアルガルベ杯第1戦のアメリカ女子代表戦を行い、1-1で引き分けた。後半14分に先制を許したなでしこだが、同37分にMF宮間あやが直接FKを蹴り込み、引き分けに持ち込んだ。7日に行う第2戦ではデンマーク女子代表と対戦する。
初戦から世界1位のアメリカ戦を戦うことになったなでしこは、故障で離脱したDF鮫島彩以外はベストメンバーを組んだ。システムは4-4-2。GKは山根恵里奈、DFラインは右から近賀ゆかり、岩清水梓、熊谷紗希、有吉佐織、中盤は阪口夢穂と澤穂希のダブルボランチに、右MFは川澄奈穂美、左は宮間あや。そして2トップには大野忍とエース大儀見優季が入った。
試合勘の差だろうか。エースFWワンバックをベンチスタートさせる余裕を見せたアメリカだが、今年に入ってすでに3試合の公式戦を消化。約半年ぶりの公式戦となったなでしことのフィジカルの差は明らかだった。
FWシドニー・ルルーを中心に豪快な攻めを見せるアメリカは、日本ゴールを襲い続ける。前半は日本が何とか耐えてスコアレスで折り返したが、迎えた後半14分、熊谷のバックパスを受けた山根がクリアしに行ったところに、ルルーが猛然とスライディングで入る。見事にブロックされたボールはそのままゴールラインを越え、押し気味に試合を進めるアメリカに先制点をもたらした。
その後も押され続けるなでしこは、反撃の糸口すらつかめない。交代枠を使いながら局面の打開を図るが、キレキレのルルーの前になす術がない。後半28分には浮き球を上手く処理されボレーシュートを放たれるが、何とかこれは左ポストに救われた。
しかしなでしこには世界最大級の武器があった。後半37分、ゴール正面やや距離のある位置でFKを獲得したなでしこは、宮間が直接狙う。右足から放たれた無回転のブレ球シュートは、不規則な軌道を描きながらゴール方向へ。名手GKホープ・ソロも手に当てるのが精いっぱいの完璧なFKが決まる。ワンチャンスを確実に生かしたなでしこが、土壇場でドローに持ち込み、意地を見せた。
日本女子代表(なでしこジャパン)は5日、ポルトガルで開催されているアルガルベ杯第1戦のアメリカ女子代表戦を行い、1-1で引き分けた。後半14分に先制を許したなでしこだが、同37分にMF宮間あやが直接FKを蹴り込み、引き分けに持ち込んだ。7日に行う第2戦ではデンマーク女子代表と対戦する。
初戦から世界1位のアメリカ戦を戦うことになったなでしこは、故障で離脱したDF鮫島彩以外はベストメンバーを組んだ。システムは4-4-2。GKは山根恵里奈、DFラインは右から近賀ゆかり、岩清水梓、熊谷紗希、有吉佐織、中盤は阪口夢穂と澤穂希のダブルボランチに、右MFは川澄奈穂美、左は宮間あや。そして2トップには大野忍とエース大儀見優季が入った。
試合勘の差だろうか。エースFWワンバックをベンチスタートさせる余裕を見せたアメリカだが、今年に入ってすでに3試合の公式戦を消化。約半年ぶりの公式戦となったなでしことのフィジカルの差は明らかだった。
FWシドニー・ルルーを中心に豪快な攻めを見せるアメリカは、日本ゴールを襲い続ける。前半は日本が何とか耐えてスコアレスで折り返したが、迎えた後半14分、熊谷のバックパスを受けた山根がクリアしに行ったところに、ルルーが猛然とスライディングで入る。見事にブロックされたボールはそのままゴールラインを越え、押し気味に試合を進めるアメリカに先制点をもたらした。
その後も押され続けるなでしこは、反撃の糸口すらつかめない。交代枠を使いながら局面の打開を図るが、キレキレのルルーの前になす術がない。後半28分には浮き球を上手く処理されボレーシュートを放たれるが、何とかこれは左ポストに救われた。
しかしなでしこには世界最大級の武器があった。後半37分、ゴール正面やや距離のある位置でFKを獲得したなでしこは、宮間が直接狙う。右足から放たれた無回転のブレ球シュートは、不規則な軌道を描きながらゴール方向へ。名手GKホープ・ソロも手に当てるのが精いっぱいの完璧なFKが決まる。ワンチャンスを確実に生かしたなでしこが、土壇場でドローに持ち込み、意地を見せた。