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柿谷、凱旋弾ならずも…C大阪が徳島を下し今季初勝利

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[3.8 J1第2節 徳島0-2C大阪 鳴門大塚]

 セレッソ大阪がアウェーで徳島ヴォルティスを2-0で下し、今季初勝利を挙げた。四国勢初のJ1昇格を果たし、この日がホーム開幕戦となった徳島だが、前節・鳥栖戦(0-5)に続いて開幕連敗となった。

 09年6月から11年まで2年半、徳島でプレーしていた日本代表FW柿谷曜一朗の“凱旋試合”としても注目を集めた一戦。C大阪は前半10分、MF山口蛍の鮮やかな直接FKで先制すると、同13分にはDF丸橋祐介の左クロスがDF千代反田充のオウンゴールを誘い、2-0とリードを広げた。

 なかなか攻撃の形をつくれなかった徳島も前半41分、FW津田知宏のボールキープからMF衛藤裕が左クロス。これにFWドウグラスが頭で合わせたが、わずかにゴール左へ外れた。後半13分には左CKのこぼれ球を千代反田がシュート。決定的な場面だったが、ゴールライン上でDF新井場徹にクリアされ、チームのJ1初ゴールとはならなかった。

 徳島の反撃に遭い、なかなか3点目を取れないC大阪は後半19分、MF南野拓実に代えてウルグアイ代表FWフォルランを投入。一方、発熱で日本代表を辞退するなどコンディションが万全でなかった柿谷は無得点のまま後半29分にベンチへ下がった。

 後半31分、左サイドからドリブルで切れ込んだフォルランが巧みな個人技からフィニッシュに持ち込むが、DFがブロック。同37分にもフォルランが強烈なミドルシュートを放ったが、GKの正面を突き、J初ゴールはならず。それでもチームは移籍後初先発となったDFゴイコ・カチャルを含めた守備陣が無失点に抑え、2-0の完封勝利で今季公式戦初白星を飾った。


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