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ラモス岐阜、富山を寄せ付けずにクラブ史上初の開幕連勝

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[3.9 J2第2節 岐阜3-0富山 長良川]

 J2は9日、第2節を各地で行い、FC岐阜はホームでカターレ富山と対戦した。FW難波宏明の2試合連続ゴールで先制した岐阜は、後半にも2ゴールを加えて、開幕戦の讃岐戦(3-1)に続き、クラブ史上初となる開幕2連勝を飾っている。一方、2試合連続アウェーでの試合となった富山は、開幕戦では岡山とスコアレスドローを演じたが、この日は勝ち点を持ち帰ることはできなかった。

 序盤から、富山がボールを支配する展開になる。前半6分にはPA内でFW中島翔哉がシュートを放つが、DFにブロックされる。対する岐阜も、前半22分にDF三都主アレサンドロの直接FKを、MFスティッペがヘッドで合わせたが、GK水谷雄一の好セーブに阻まれた。

 前半31分にも右サイドを攻め上がったDF杉山新のクロスに、FWナザリトが飛び込んだが、ヘッドを合わせられずに得点はできない。それでも、前半33分には、またも三都主のセットプレーから、ナザリトがヘッドでつなぎ、最終ラインの裏に抜け出した難波がゴールネットを揺らして、先制点を挙げた。前半終了間際には富山も、オーバーラップしたDF内田健太のクロスに、FW苔口卓也がヘッドで合わせたが、GK川口能活にキャッチされて、得点はできなかった。

 三都主のFKから、再三チャンスをつくっていた岐阜。後半13分のゴールも元日本代表の左足から生まれた。三都主のFKが富山苔口卓也に当たってゴールに吸い込まれ、ラッキーな形でリードを広げた。同24分にも岐阜は、DF阿部正紀の粘り強いドリブルから、ゴールに背を向けてパスを受けたMF高地系治が足裏でボールをトラップし、そのまま反転。これでDFを振り切ると、一気にドリブルでPA内に侵入し、寄せてくるDFを細かいボールタッチでかわして、GK水谷のニアサイドを抜く、スーパーゴールを決めた。

 このゴールで3-0と大きく差を広げた岐阜は、このまま完封勝利。シュート数では富山が上回ることとなったが、決定力の高さを見せつけて、クラブ史上初の開幕2連勝を飾っている。


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