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FW平井の移籍後初ゴールで福岡が9年ぶり京都撃破

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[3.9 J2第2節 福岡1-0京都 レベスタ]

 アビスパ福岡がホーム開幕戦を1-0で制し、今季初勝利を手にした。京都サンガF.C.の開幕連勝はならなかった。福岡のリーグ戦での京都撃破は2005年8月20日以来、実に9シーズンぶりとなった。

 試合は後半に動いた。後半19分、FW城後寿のシュートの跳ね返りがエリア内にいたDF比嘉祐介の手に当たり、福岡にPKが与えられる。しかしFW坂田大輔が蹴ったPKはGKオ・スンフンに防がれると、跳ね返りを城後が蹴り込むもクロスバーを叩き枠外に外れていった。

 だが今度こそ福岡が試合を動かすことになる。後半31分、MF酒井宣福、城後とつないだボールがDFの裏のスペースに出ると、走り込んだFW平井将生が反応。切り返しで比嘉のスライディングをかわすと、落ち着いて流し込み、待望の先制点を決めた。

 京都も後半39分にビッグチャンス。エリア内左に流れたMF山瀬功治が左足で強引にシュート。しかしシュートは惜しくもポストに嫌われてしまった。

 途中出場で移籍後初ゴールを決めた平井。“浪速のアンリ”がスタメン落ちの悔しさをぶつけた。試合後は「前半から見ていて裏にスペースがあると思っていた」としてやったりの表情。「僕が一番求めているもの」と更なるゴール量産を誓った。 


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