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安堵の長友、無失点に満足

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「なかなか仕事が多かったけど…」

 インテルは9日、セリエA第27節のトリノ戦に臨み、ホームで1ー0と勝利した。左サイドハーフでフル出場した長友佑都は、勝ち点3に「ホッとした」と話している。

 インテル不動の左サイドは代表戦明けでも当然先発でピッチに立った。ここ2試合引き分けが続いていたこともあり、何としても勝ち点3が欲しいところだったが、危なげなく勝ち点3をつかんだ。

 トリノはカウンターを得意とするチーム。引いて守る相手に押し込んだインテルは、主導権を握りながらもなかなかシュートチャンスをつくれずにいたが、30分にFWロドリゴ・パラシオが巧みなヘディングシュートで先制点を記録。長友は「よく決めてくれた。試合を楽にしてくれた」と決勝点のチームメートを称賛した。

 トリノに大きなチャンスを与えなかったことは勝因の一つだ。特にイタリア代表FWアレッシオ・チェルチに仕事をさせなかったことで、インテルは勝ち点3に近づいている。

「監督からチェルチがすごく良い選手だという話があった」と長友。「カウンターだったり、1対1だったり、しっかり対応してくれと言われていた」とのことだ。その上で、いつもの攻撃参加も要求されたが、「なかなか仕事が多かったけど、ゼロに抑えて勝つことができてよかった」と満足げだ。

 しっかり勝ち点3を手にしたインテルは、現在5位。長友は「これまで何回も取りこぼしてきたので、今日は勝ててホッとしています」と、3試合ぶりの白星となったトリノ戦の成果を喜んだ。

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