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千葉がサポーターから選手が受け取ったタオルマフラーについて柏に謝罪

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 ジェフユナイテッド千葉は9日、MF山中亮輔がサポーターから手渡されて着けていた「300% ANTI KASHIWA」と書かれたタオルマフラーについて、そのような文字が書かれていることを知らずに着けていたと説明するとともに、柏レイソルへ謝罪した。

 千葉は9日に行われていたJ2第2節の岡山戦に1-0で勝利。この試合で決勝点を挙げたMF山中亮輔は、試合後にゴール裏席でサポーターに挨拶をした。その際に、サポーターから手渡されたタオフマフラーを首にかけていたが、そのタオルマフラーはジェフを応援するものではなく、「300% ANTI KASHIWA」という文字が書かれたものだった。

 岡山戦でJ初ゴールを挙げた山中は、柏から千葉に期限付き移籍しており、クラブの公式HPで「クラブからその話を聞くまで、全く気が付いていませんでした。柏レイソルは、僕を育ててくれたクラブですし、大事なクラブですので、そのような気持ちは全くありません。もちろん今はジェフの一員として、チームの勝利に貢献できるよう、精一杯頑張りたいと思います」と、説明している。

 クラブも「このような誹謗が書かれていることに気が付かず山中選手に持たせてしまったことについて、深く反省をしています。今後は十分な注意を払っていきたいと思います。と同時に、柏レイソルは同じ千葉県内のプロサッカークラブであり、互いに競い合い、また手を携えて千葉県のサッカーの普及と向上に努めていく存在です。そのようなクラブに対して、好ましくない言葉が書かれたタオルマフラーを当クラブの選手に渡すサポーターの行為は、非常に残念です。このようなことが今後一切ないことを心から願っております」と、柏に謝罪するとともに、サポーターへ再発防止を呼び掛けた。

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