beacon

FW柿谷がACL2戦連発も…C大阪はホーム開幕戦で山東魯能に敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.11 ACL第2節 C大阪1-3山東魯能 長居]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は11日にグループリーグ第2節を行い、E組のセレッソ大阪は、ホームで山東魯能(中国)と対戦した。前半で2失点を喫したC大阪は、後半からFW柿谷曜一朗を投入して反撃に出るが、速攻から追加点を与えてしまう。後半39分には柿谷がACL2試合連続となるゴールを決めたが、反撃もここまで。ホームで手痛い敗戦を喫し、2戦を終えて1分1敗となっている。

 8日のJリーグ・徳島戦(2-0)から中2日でこの試合を迎えたC大阪は、5日のニュージーランド戦を欠場した柿谷をベンチに温存。ウルグアイ代表FWフォルラン、FW杉本健勇、MF南野拓実、MF長谷川アーリアジャスールがスタメンでピッチに立った。

 ホームで勝ち点3の欲しいC大阪だが、出鼻をくじかれてしまう。前半5分に左サイドでセットプレーを与えると、ゴール前の混戦から最後はFWアロイージオにゴールを決められ、1点を追いかける展開になった。

 C大阪も前半25分にはパスを回して、最後はフォルランが距離のある位置から左足でミドルシュートを放ったが、シュートはGKの正面を突く。ボール支配率では上回っていたC大阪だったが、再び27分には失点を喫してしまう。山東が自陣からロングボールを前線に入れると、これを元ブラジル代表FWバグネル・ラブが受ける。DFゴイコ・カチャルもマークに付いていたが、独力で反転されてゴールネットを揺らされてしまった。

 2点を追う展開になったC大阪は、前半29分にDF酒本憲幸からのパスを受けたMF山口蛍がミドルシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えて行く。前半アディショナルタイムには、山東も再びバグネル・ラブがPA内でボールを保持し、左足でシュートを放ったが、ボールは右に逸れて行った。

 後半に入るとC大阪は南野に代えて、柿谷をピッチに送り出す。徐々に圧力を掛けて行ったが、またもロングボールから失点してしまう。後半11分、またもロングボール一本からボールを受けたバグネル・ラブを止められずに、0-3に点差を広げられてしまった。

 ランコ・ポポヴィッチ監督は後半15分に、フォルランをベンチに下げて、MFミッチ・ニコルスを起用する。同24分にもC大阪はボールをつなぎ、左サイドからDF丸橋祐介がクロスを入れる。そこに杉本が飛び込んだが、シュートは枠の左に逸れて行った。

 後半33分にもC大阪は、扇原をベンチに下げて、MF楠神順平を投入。直後のCKからは山東GKと杉本が競り合ってこぼれたボールを、カチャルがオーバーヘッドで狙ったが、ボールはクロスバーを越えた。山東を押し込むC大阪は、39分に右サイドからニコルスが折り返したボールを、楠神がスルー。その後ろでフリーになってボールを受けた柿谷がゴールを決めて、再び2点差に戻した。しかし、その後はGKワン・ダーレイを中心に時間を稼ぐ山東から得点を挙げられずに、1-3で敗れている。

 ホームで土が付いてしまったC大阪は、18日にタイ・プレミアリーグ王者のブリーラム・ユナイテッドと対戦する。


▼関連リンク
ACL2014特設ページ

TOP