バイエルンのウリ・ヘーネス会長が過去に脱税していたことを認めた。10日に始まった裁判で明らかになった。判決は13日に言い渡される予定となっている。

　さらに驚きの事実は、起訴された金額の350万ユーロ(約5億円)を大きく上回る1850万ユーロ(約26億5000万円)の脱税を認めたこと。現地報道によると、同会長は株投資にのめり込んだ時期に、スイスの銀行口座に多額の資金を隠ぺいしていたのだという。

　元スタープレーヤーのヘーネス会長のスキャンダルにドイツ国内には大きな波紋が広がっており、アンゲラ・メルケル首相も「失望した」とコメントしている。

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