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なでしこ初Vならず…完敗認める宮間「まだまだ努力が足りない」

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[3.12 アルガルベ杯 日本女子0-3ドイツ女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は12日、ドイツ女子代表とアルガルベ杯の決勝を戦い、0-3で敗れた。前半はスコアレスで折り返したが、後半1分に先制点を許すと、その後、立て続けに失点。反撃の糸口すらつかめず。2年ぶりの決勝を戦ったなでしこだが、2年前同様、ドイツの前に屈した。

 またも厚い壁に跳ね返された。ドイツはこれまでの対戦でも90分間では勝利したことがない相手。フィジカルに勝る相手に、文字通りの完敗を喫した。

 キャプテンMF宮間あやも「自分たちの実力。自分たちの努力が足りないと思い知らされた」と完敗を認める。ただわずかながらも収穫はあったと話し、「前半はしっかり守れていたので、それを90分継続する。あとは0ではどこの相手にも勝てないので、得点しないといけないと思います」と更なる成長を誓った。

 次の代表戦は5月に予定されている。大阪での親善試合(ニュージーランド戦)をはさみ、5月14日からは、女子W杯予選も兼ねた女子アジア杯が開幕する。「いい勉強になった」と振り返った佐々木則夫監督。「反省をもとに次につなげたい」と前を向いた。

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