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戦力外通告→再契約の37歳FW盛田が先制弾も川又同点ヘッド、甲府vs新潟はドロー

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[3.15 J1第3節 甲府1-1新潟 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府がホームにアルビレックス新潟を迎え撃った一戦は、37歳FW盛田剛平のゴールによって甲府が先制したが、新潟FW川又堅碁が同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。

 3月1日に山梨中銀スタジアムで開催予定だったJ1開幕戦は大雪の影響によって国立競技場で代替開催。甲府にとっては今回の新潟戦がホーム・山梨中銀スタジアムでの今季開幕戦となる。その甲府はDF登録ながらもFWでのプレーが続く盛田と新加入FWクリスティアーノ、FW河本明人の連係を軸に攻撃。24分には盛田のポストプレーを起点に抜け出したクリスティアーノが決定的な右足ループシュートを放つ。

 そして32分だ。左サイドでボールを受けたクリスティアーノが右足でクロスボール。これを中央の189cmFW盛田がDFよりも頭ひとつ高い打点のヘディングシュートでゴール右隅へねじ込んだ。昨年、一度戦力外通告を受けながらもチーム事情で再契約を果たした37歳のベテランFWが、11年シーズン以来となるゴールを決めた。

 一方、川又や右サイドからダイアゴナルに走りこんでくるMF加藤大が相手の背後を狙うなど、揺さぶりをかけながら攻める新潟は後半、ボールを保持する時間を増やして反撃。そしてMFレオ・シルバの縦パス、左SB金珍洙の縦への仕掛けなどからチャンスをつくろうとする。23分にはFW田中亜土夢の右足ミドルのこぼれ球をゴール前の混戦から押し込もうとしたが、甲府DFにゴールライン上でクリアされた。それでも28分だ。新潟は田中の左CKを中央でDFのマークを外したエース・川又が頭でゴールへ叩き込んで今季初得点。1-1とした。

 追いつかれた甲府は32分に右クロスから交代出場のMF石原克哉が決定的なヘディングシュートを放ち、39分にもクリスティアーノのスルーパスを石原が左足ダイレクトでたたくが、新潟GK守田達弥がビッグセーブ。直後の右CKからCB青山直晃が放ったヘディングシュートもGK正面を突いた。一方の新潟も今季開幕戦で劇的な決勝ゴールを決めているMFホージェル・ガウーショが勝ち越しのチャンスを迎えるが決めきれず。1-1で勝ち点1を分け合った。
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