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シュート数1-11も・・・G大阪は仙台とドロー

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[3.15 J1第3節 仙台0-0G大阪 ユアスタ]

 開幕から連敗スタートのベガルタ仙台と前節にJ1復帰後初勝利をマークしたガンバ大阪との一戦は、0-0で引き分けた。

 ここまで勝ち点ゼロだった仙台がホームで相手ゴールに迫る。前半19分に中央からドリブルで持ち込んだMF梁勇基が右足シュートを放つと、25分にはMF太田吉彰の左クロスを右SB菅井直樹が頭で合わせる。

 対するG大阪は短くボールをつなぎながら攻撃。MF遠藤保仁やFW倉田秋の配球や、左SB藤春廣輝の質のいいクロスボールなどからPAまでボールを運ぶが、シュートシーンをつくることができずに前半はシュートゼロに終わってしまう。

 ハーフタイムに仙台のグラハム・アーノルド監督は「落ち着いて、自分たちのプレーをしよう。コンパクトな守備はできている。後半も続けよう」とコメントし、G大阪の長谷川健太監督は「攻撃、守備ともにバランスは悪くない。オフサイドはひっかかっても続ける。後半も焦れずに仕掛け続けよう」とメッセージを送った。

 迎えた後半、ギアを上げてプレスの勢いを強めた仙台は攻撃面でもルーキーの左SB二見宏志のロングスローやクロス、MF武藤雄樹のキレのあるドリブルがスタンドを沸かせる。そして6分にMF富田晋伍の左足ミドルがゴールを捉えると、その後も武藤やFWウイルソンがシュートにまで持ち込む。そして30分にビッグチャンス。梁の右足シュートのこぼれ球を武藤が左足シュート。だが枠を捉えた一撃はGK東口順昭がビッグセーブでゴールを許さない。これにいち早く詰めたMFマグリンチィのシュートもCB丹羽大輝にブロックされてしまった。

 後半攻め続けた仙台はシュート数で11-1と相手を大きく上回ったものの、最後までG大阪のゴールを破ることはできず。G大阪も交代出場のFWリンスが強引にシュートへ持ち込み、DF米倉恒貴の右クロスに遠藤が走りこむシーンもあったが、1点を奪うことができず。勝ち点1を分け合っている。


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