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次節にも優勝決定のバイエルン、ペップ「重要なのは『いつ』ではない」

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[3.15 ブンデスリーガ第25節 バイエルン2-1レバークーゼン]

 ブンデスリーガは15日、第25節を行い、首位バイエルンはホームでレバークーゼンと対戦し、2-1で勝った。ブンデスリーガ記録を更新する17連勝を飾り、昨季から続くリーグ戦不敗記録も50試合(44勝6分)に更新。早ければ次節にも連覇が決まるが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は平静を保っている。

 2位ドルトムントとの勝ち点差を「23」に広げ、自力優勝まであと2勝となったバイエルン。ドルトムント、3位シャルケの結果次第では次節22日にも2年連続24回目の優勝が決まるが、指揮官はクラブの公式HPで「重要なのは『いつ』ではない」と強調している。

「リーグ連覇を達成するのにあと1、2試合必要だ。しかし、重要なのは『いつ』ではない。大事なのは選手が緊張感を保つこと。これからの2~3か月も自分たちを見つめ、集中力を高く保たなければならない」

 3月中にもブンデスリーガの優勝は決まりそうだが、まだDFBポカール(ドイツ国内杯)や欧州CLもある。2シーズン連続の3冠を達成するためにも、シーズンの最後まで現在のパフォーマンスを継続することが重要になる。

 今季から就任したグアルディオラ監督は、この日で開幕から25試合連続無敗(23勝2分)のブンデスリーガ新記録も樹立。さまざまな記録を塗り替えており、連続得点試合記録は62、1試合2得点以上の連続得点記録も17に伸ばした。

 連続不敗記録も50試合(44勝6分)に到達したが、これは欧州5大リーグで見ても、アーセナルの49試合(03~04年)を抜き、歴代単独2位の記録。これまでの最多記録はミランの58試合(91~93年)で、バイエルンが今季残り9試合も無敗で終えれば新記録を打ち立てることになり、“グランデ・ミラン”と称された黄金期のミランの記録を塗り替えられるかどうかに注目が集まる。


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