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北九州が今季初勝利でJ2通算50勝目、柱谷兄弟監督対決も初勝利

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[3.16 J2第3節 北九州1-0水戸 本城]

 ギラヴァンツ北九州はホームで水戸ホーリーホックを1-0で下し、今季初勝利を挙げた。後半38分にFW原一樹が挙げた得点を最後まで守り抜いた。J2リーグ5年目に突入した北九州は通算50勝目を挙げた。対する2連勝と好スタートを決めていた水戸だが、今季初の敗戦は完封負けとなった。

 前半最大に見せ場はアディショナルタイムにやってきた。左サイドからのCKを獲得した北九州は、MF井上翔太のキックにDF渡邉将基がヘディングで合わせる。しかし無情にもポストを叩き、先制点とはならなかった。

 後半も均衡状態はなかなか崩れなかったが、迎えた後半38分、左サイドからDF冨士祐樹がクロスを入れると、途中出場のFW大島秀夫がダイレクトで合わせる。上手い具合に同じく途中出場のFW原一樹の足もとに入ると、GK本間幸司のタイミングを外す絶妙シュートを蹴り込み、北九州が待望の先制点をゲットした。

 この試合は監督兄弟対決という意味でも注目を集めていた。昨季は1分1敗だった兄、北九州の柱谷幸一監督だったが、見事雪辱を果たし、通算成績でもタイに持ち込んだ。試合後は「負け、引き分けと来ていたので、次は勝ちたいなと思っていた。選手たちに感謝したい」と笑顔を弾けた。

 決勝点を奪った原は開幕戦でもゴールしており、3戦2発となった。今季より加入したストライカーだが、いきなり結果を残している。「勝ちに繋がる点は気持ちいい」と白い歯をこぼした原。「どんどん勝ち点を積み上げて、どんどん上を目指したい」と上位進出を誓った。


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