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群馬がアウェーで岡山撃破!

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[3.16 J2第3節 岡山1-2群馬 カンスタ]

 ザスパクサツ群馬がアウェーでファジアーノ岡山を2-1で撃破。2連勝とした。

 0-0で突入した後半開始直後にスコアが動いた。4分、群馬は左クロスが逆サイドへ流れたが、これを拾ったMF夛田凌輔が左前方のMF永田亮太に預けると、DF2人を引き付けた永田がヒールでリターンパス。前を向いた形でパスを受けた夛田が、強烈な左足シュートをゴール右隅へ突き刺してリードを奪った。

 群馬はさらに12分、自陣PA手前でセカンドボールを拾ったMF加藤弘堅がセンターサークルまでボールを運んでから左サイドへ展開。MF瀬川和樹の絶妙な左足クロスをニアサイドのFW平繁龍一が頭で合わせて2-0と突き放した。

 夛田は今季初、平繁は2戦連発となるゴール。一方、今季まだ得点のない岡山はなかなかホームスタジアムを沸かせることができない。前半4分、MF千明聖典からのパスを受けたFW荒田智之が左足シュート。28分、38分にはFW押谷祐樹が右足シュートを放つ。ただ岡山はボールこそ保持するものの、中央の堅い群馬から決定打を放つことができない。

 それでも後半開始から投入されたFW久保裕一がPAで左足を振りぬき、MF石原崇兆が鋭いドリブルでPAへ切れ込むなどゴールを狙い続けると42分だ。岡山は交代出場のMF久木田紳吾の左クロスを同じく交代出場のFW林容平が右足で合わせてゴールを破る。

 林のJ初ゴールで1点差とした岡山はさらにロングボールをPAへ入れて同点を狙うが、集中力を切らさない群馬DFに跳ね返されて追いつくことができず。開幕3試合未勝利となった。

 群馬は前節、東京Vを1-0で下したものの、試合内容については満足していなかったという。だが、アウェーで連勝を果たし、ヒーローインタビューで夛田は「きょういい試合ができたので、このまま勢いに乗って、この後の試合に続けていけると思う」。昨季、シーズンを通して連勝が一度しかなかったが、早くも第3節で連勝を果たした群馬がこのまま勢いに乗って勝ち点を伸ばす。


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