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J3第2節、昇格候補同士の町田対長野はドローに

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 J3第2節が16日、全国各地で開催された。初年度のJ3はJ2から降格したガイナーレ鳥取、昨季JFLを戦った9クラブ、地域リーグからの飛び級を果たしたグルージャ盛岡、そしてJリーグU-22選抜を加えた12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 J2経験のあるFC町田ゼルビアが昨季JFL王者であるAC長野パルセイロをホームに迎えた注目の一戦は一進一退の攻防が続いた。前半に町田がMF庄司悦大のミドルシュートでゴールを脅かすと、負けじと長野もCKの流れからDF松原優吉が詰めてゴールまであと一歩に迫る。しかし、ともにネットを揺らすには至らずにスコアレスで前半を折り返した。後半開始早々の後半4分には町田FW鈴木孝司の折り返しからMF大竹隆人が決定機を迎えるも、シュートは大きく枠を外してしまう。その後も主導権を握った町田だったが最後までゴールは割れず。開幕戦でともに勝利を飾った昇格候補同士の一戦は0-0のスコアレスドローに終わった。

 開幕戦で地域リーグから昇格した盛岡と引き分けたガイナーレ鳥取は開幕戦で4点を奪い快勝したツエーゲン金沢のホームに乗り込んだ。先制したのは、J3初勝利を目指す鳥取だった。前半29分、CKのこぼれ球をMF廣田隆治が詰めてチームのJ3初得点を記録する。しかし、金沢も同様にCKの流れから同点に追い付く。後半14分、CKをクリアされた金沢は再びゴール前にボールを送ると、こぼれ球をDF太田康介が右足で豪快にネットに突き刺した。互いに最後までゴールを狙ったがスコアは動くことはなく1-1のまま試合終了。1年でのJ2復帰を目指す鳥取は2試合連続引き分けとスタートダッシュに失敗した。

 神奈川ダービーとなったSC相模原Y.S.C.C.横浜の一戦はMF佐野裕哉とMF三幸秀稔のゴールで相模原が2-0の勝利を収め、東北ダービーとなった福島ユナイテッドFCグルージャ盛岡の一戦は後半24分に数的優位に立った盛岡が2-0でJ3初白星を挙げた。開幕戦で連係不足を露呈して完敗を喫したJリーグU-22選抜は4-2で藤枝MYFCを退け、そのU-22選抜を開幕戦で破ったFC琉球は2-0でブラウブリッツ秋田から完封勝利を飾り、唯一2連勝を収めて首位に立っている。

以下、J3第2節試合結果

町田 0-0 長野 [町田]
相模原 2-0 YS横浜 [ギオンス]
金沢 1-1 鳥取 [石川西部]
藤枝 2-4 J-22 [藤枝サ]
琉球 2-0 秋田 [沖縄県陸]
福島 0-2 盛岡 [とうスタ]

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