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リバプールに完敗のマンU・モイーズ監督「失望した」

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 マンチェスター・ユナイテッドは16日に行われた、プレミアリーグのリバプール戦で0-3と敗れた。そのうちの2失点はPKによるものだったが、ユナイテッドがホームゲームでPKを献上したのは、2011年12月以来のこと。敗戦後の、デイビッド・モイーズ監督のコメントを、クラブの公式HPが伝えている。

 モイーズ監督は、試合について「全ユナイテッドサポーターにとって失望した瞬間になった。結果を残せなかった。失点自体、それに失点までの過程に失望させられた」とコメント。また、1試合に3度あったPKについては、「正当と思える判定と、そうではないものがあった。良いプレーは出来ていなかったが、失点に値するような内容ではなかった」と語り、「前半は良いプレーが出来ていたし、試合の流れを取り戻せると感じていた。そんな矢先にPKを与えてしまった」と、2失点目につながったPKに落胆した。

 さらに「すべてが上手くいかなかった。2-0となってから良いプレーもあったし、1、2度のチャンスから流れを取り戻そうとした。しかし、今日のリバプール相手では十分ではなく、最後には選手を1人失った。相手は(3本目の)PKを外したが、その時にはチームは10人になっていたわけで、いずれにせよ厳しいタスクだった。本当に残念な日だ」と、肩を落とした。

 モイーズ監督は、チームのパフォーマンスに落胆しているようだ。「(枠内シュートの少なさに)失望した。こんなプレーになるとは考えもしなかった。ハーフタイムまでの10分から15分で流れを掴めたと思っていた。アドナン・ヤヌザイを右サイドに配置換えしてからは得点が生まれそうな気配があった。彼は右サイドで上手くプレーしていたのでね。それまではチャンスらしいチャンスもなかった。何故かを説明するのは骨の折れることだ。選手達は良い状態にあったし、自信もあった。ハードワークを怠らず、モチベーションも高かった」と、説明している。

 19日にユナイテッドは、UEFAチャンピオンズリーグでオリンピアコスとホームで対戦する。アウェーでの第1戦を0-2で落としているユナイテッドは、3点差を付けて勝たなければいけない。モイーズ監督は「ファンは素晴らしかった。チームへのサポートは称賛されるべき。もしサポーターの皆さんが水曜にも同様のサポートをくれれば、チャンピオンズリーグを勝ち上がるチャンスも出てくる。選手達も水曜の試合が意味するところを良く理解している。われわれはやるべきことをやらないといけない。やらなければならないことがあるので、実行できればと思う」と、サポーターの声援に感謝し、次の試合へ気持ちを切り替えた。

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