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[CL]3発快勝のレアル、2戦合計9-2でシャルケを粉砕しクラシコへ

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[3.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 R・マドリー3-1シャルケ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)はホームでシャルケ(ドイツ)と対戦し、3-1で快勝した。2試合合計9-2とし、4シーズン連続となる準々決勝進出が決定。なお、右太腿裏肉離れで離脱中のDF内田篤人は欠場している。

 敵地での第1戦に6-1で大勝し、圧倒的なアドバンテージを持ってホームに戻ってきたレアル。23日にバルセロナとのクラシコを控えていることもあり、15日のマラガ戦(1-0)から先発7人を入れ替えて臨んだ。マラガ戦の先発メンバーでは負傷交代したFWカリム・ベンゼマのほか、MFルカ・モドリッチ、GKディエゴ・ロペスがベンチ外となり、MFガレス・ベイル、DFペペ、DFマルセロ、DFダニエル・カルバハルもベンチスタートだった。

 FWクリスティアーノ・ロナウド、FWヘセ・ロドリゲス、FWアルバロ・モラタの3トップでスタートしたレアルだったが、試合開始早々にアクシデントが襲う。前半2分、ヘセがMFセアド・コラシナツとの接触プレーで右膝を負傷。そのまま担架で運び出され、同8分、MFガレス・ベイルとの交代を余儀なくされた。

 それでも先制したのはレアルだった。前半21分、縦パスを受けたモラタがボールキープから右サイドにスルーパス。スピードを生かして縦に抜け出したベイルの折り返しをC・ロナウドが右足で流し込み、1-0とリードした。意地を見せたいシャルケは同31分、DFティム・ホークラントのミドルシュートがDFセルヒオ・ラモスの足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らす。1-1の同点に追いつき、2試合合計2-7としたが、大勢は変わらなかった。

 後半も試合はレアルのペースで進む。後半6分、MFイスコの左CKをセルヒオ・ラモスが頭で折り返し、C・ロナウドがヘディングシュート。これはGKの好セーブに阻まれたが、同29分、ハーフウェーラインを越えたところでボールを持ったC・ロナウドがドリブルで中央を駆け上がり、そのまま右足でニアサイドを破った。この日2得点目となる勝ち越しゴールで2-1。1分後の後半30分にはC・ロナウドのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをベイルがゴール前に折り返し、モラタが押し込んだ。

 3-1とリードを広げ、2戦合計9-2としたレアル。後半38分のC・ロナウドのシュートは右ポストを直撃し、ハットトリック達成とはならなかったが、公式戦31試合連続負けなし(26勝5分)として準々決勝進出を決めるとともに、23日のクラシコに向けても弾みを付けている。


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