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4シーズンぶり復帰の長沢先制弾!清水が4発快勝

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[3.19 ナビスコ杯グループA第1節 清水4-0仙台 アイスタ]

 2014年のナビスコ杯が開幕し、グループAの清水エスパルスベガルタ仙台戦は、ホームの清水が4-0で快勝した。

 清水は今季復帰した大型ストライカーのゴールで乗った。前半21分、清水は右サイドから持ち上がったSB吉田豊がワンツーからクロスボール。これを熊本、京都、松本への期限付き移籍から今季4シーズンぶりに復帰した191cmFW長沢駿が頭でゴール左隅へ流し込んで先制した。

 長沢の清水復帰後初ゴールでリードを奪った清水は仙台を押し込んで攻撃を続ける。そして32分、相手DFのハンドによってペナルティーアークでFKを獲得。これをキッカーのFW大前元紀が右足で狙うと、壁の上方を超えたボールはゴール左上隅へ吸い込まれた。

 今季公式戦未勝利の仙台は序盤、右クロスからFW武藤雄樹が連続でヘディングシュート。また後半開始から投入されたMF武井択也や清水から期限付き移籍中のMF八反田康平が多くボールに絡みながら反撃する。だが左クロスからDF石川直樹が放ったヘディングシュートがわずかにゴール右へ外れるなど、1点を奪うことができない。

 逆に清水は23分、カウンターからFWノヴァコヴィッチが左サイドへ展開すると、FW高木善朗が左足でクロス。これをファーサイドで受けたノヴァコヴィッチが右足でゴールへ叩き込んで3-0とした。その後も仙台ゴールに迫る清水は26分、左クロスの落としを受けた高木善が左ポスト直撃の右足シュート。そして29分、右中間から抜け出した長沢がGKを引き付けてから中央へラストパスを送ると、ノヴァコヴィッチが難なくゴールへ押し込み、勝敗の行方を決定づけた。

 18歳のU-19日本代表FW金子翔太が公式戦デビューも果たした清水はナビスコ杯快勝発進。アフシン・ゴドビ監督も「パフォーマンスに関しても、結果に関しても満足しています」と笑顔を見せていた。清水で4シーズンぶりとなるゴールを決めた長沢は「素直に嬉しいですけど、まだ取れたので、それは実力不足ですね。これでまだ満足せず、きょうもまだ点取れたので、まだまだ点取れるように努力していきたい」と誓っていた。


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