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香川フル出場のマンUがルーニーの2ゴールでウエスト・ハムを撃破

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[3.22 プレミアリーグ第31節 ウエスト・ハム0-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは22日、第31節を各地で行い、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドはアウェーでウエスト・ハムと対戦した。オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーを負傷で欠くマンチェスター・Uだが、前半のうちにFWウェイン・ルーニーが2ゴールを決め、2-0で勝利している。なお、香川は1月11日のスウォンジー戦以来、9試合ぶりとなるリーグ戦先発出場を果たし、試合終了までプレーした。

 試合は序盤からアウェーのユナイテッドが攻勢に出る。前半3分にはMFアシュリー・ヤングの折り返しを、MFマルアン・フェライニがヘッドで狙ったが、シュートはDFにブロックされる。その2分後には、相手のパスミスを逃さなかった香川からMFフアン・マタにパスが出てシュートに持ち込むが、GKアドリアンにキャッチされた。

 さらに前半7分には、ハーフウェーライン付近でDFを背負っていたルーニーが、クリアーボールに反応。反転してマークを外し、超ロングシュートを放つ。これが前に出ていたGKの頭上を越えてゴールに決まり、ユナイテッドが先制した。

 その後はウエスト・ハムも高さのあるFWアンディ・キャロルにハイボールを入れて、反撃に転じるが、ゴールはできない。速攻を狙う形の増えたユナイテッドは、前半25分にMFダレン・フレッチャーからのパスを受けた香川がシュートを放ったが、ボールはGKの正面を突き、ゴールを挙げられなかった。攻撃に絡む香川は、30分にもドリブルで持ち上がり、左のルーニーにパス。香川はPA内深くに侵入し、ゴール前にスペースをつくったが、マタのシュートはGKに抑えられた。

 前半33分にはユナイテッドが待望の追加点を挙げる。ルーニーが右のヤングに展開。ヤングはファーポスト前に走り込んだ香川にボールを送ったが、直前でDFがクリアー。これがルーニーの下へ飛び、ルーニーが左足で反応し、ゴールに突き刺した。結局、ユナイテッドが2点をリードして、前半を折り返す。

 後半は序盤から、ウエスト・ハムが圧力を掛けるが、ユナイテッドも得点を許さない。後半12分にはユナイテッドが波状攻撃を見せ、ルーニーとのワンツーから香川が左サイドを突破。折り返しをヤングがボレーし、さらにマタがゴール前に詰める場面もあったが、3点目は挙げられない。

 後半37分にもユナイテッドは、カウンターから香川が右サイドをオーバーラップして、ゴール前にクロスを入れる。しかし、FWハビエル・エルナンデスに合わせることはできなかった。このまま試合は終了し、ユナイテッドがリーグ戦2試合ぶりの勝利をあげている。

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