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本田は交代に不満も…セードルフ監督「戦術的な交代」

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[3.23 セリエA第29節 ラツィオ1-1ミラン]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは23日、敵地でラツィオと対戦し、1-1で引き分けた。ミランは公式戦の連敗は4でストップしたが、勝ち切ることは出来なかった。

 またも結果を残すことは出来なかった。リーグ戦では2試合ぶりの先発復帰を果たした本田は、この日も右MFでの起用となった。しかしチーム状態の悪さもあるが、本田のパフォーマンスが上がらない。前半27分にはチーム1stシュートとなるミドルを狙うが、大きく枠上に外れる。チームは同42分にカカのクロスが相手に当たるラッキーゴールで先制したが、決して褒められた内容ではなかった。

 後半に入ると、クラレンス・セードルフ監督は、早々に決断。追加点を奪うべく、後半9分に本田に代えてFWマリオ・バロテッリを投入。本田はベンチに下がる際、セードルフ監督に理由を求めるなど不満を示していたが、前線を厚くしたいというベンチの意図も分かる交代だった。

 公式サイトによると、試合後、セードルフ監督も「本田の交代は戦術的な理由だ」と説明。結果的にチームは追いつかれドローに終わったが、「FWを入れてもっと攻撃に圧力を加えたかった」と本田を交代させた采配については、後悔はないと強調した。

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