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エトーがグアルディオラをこき下ろす「顔を見て話す勇気がない」

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モウリーニョは「重圧を背負っている」

 チェルシーFWサミュエル・エトーが、『Bein Sports』のインタビューで、バルセロナ時代の指導者である現バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督をこき下ろしている。

 2008年にグアルディオラ監督がバルセロナの指揮官に就任した際、エトーは放出候補の一人とされたが、最終的には残留が決定。このシーズンからグアルディオラ体制のバルセロナが黄金期を築いたが、エトーは結局、2009年夏にFWズラタン・イブラヒモビッチのトレードでインテルへ移籍することになった。

 エトーはグアルディオラ監督とまったく合わなかったようで、このように述べている。複数のメディアが『Bein Sports』でのコメントを伝えた。

「彼は決して偉大な選手だったのではなく、良い選手だっただけだ。監督として彼は何も証明していなかった。彼らは僕をウズベキスタン送りにしたがったね。でも、僕は残留した。いつか僕に謝ることになると言ったよ。彼は背番号9を(ティエリ・)アンリに渡した。完全に敬意を欠いている。僕はクラブのために多くのことをやってきたんだ」

「グアルディオラには、僕に対して面と向かって物を言う勇気がなかった。彼は違う選手を通じて言ってきたんだ。シャビからは、彼らが僕の残留を望んでいるけど、僕がペップと話さなければいけないと言われた。でも僕は、彼が僕をリスペクトしないなら、僕が彼をリスペクトすることはないと答えたよ」

 グアルディオラ監督の指導にも不満があったようだ。

「彼は僕にストライカーがどう動くべきかというレッスンをしようとしたんだ。彼はMFだったのにね。僕は言ったよ。『あんた普通じゃないな』ってね。ペップはサッカーにおけるそういうことをリスペクトしなかったんだ。それが本当の話だよ」

 エトーはインテル時代、チャンピオンズリーグでバルセロナを率いていたグアルディオラ監督と対戦したが、このときも関係は好ましくなかったようだ。

「僕がインテルにいてバルセロナと対戦したとき、彼は僕に握手をしてきた。でもそれは、カメラやテレビがいたからというだけだったんだ。試合前の舞台裏では、僕にあいさつもしなかった」

 一方で、エトーはインテルで指導を受け、現在も一緒に仕事をするチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督について、このように述べている。

「試合前の彼は別人のようになる。すべての人間がそうであるように、彼も理性を失うことはあるよ。僕を年寄り扱いしたときのようにね。でも、彼はすべてのプレッシャーを自分で背負っているんだ」


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