オランダサッカー協会は28日、6月に行われるブラジルW杯後の同国サッカー代表の監督に、フース・ヒディンク氏が就任することを発表した。ヒディンク氏の契約期間は、ユーロ2016終了時までの2年間となる。

　1998年のフランスW杯で、オランダ代表をベスト4に導いて以来、2度目の指揮を執るヒディンク氏は「再びオランダ代表の監督に戻れたことを誇りに思う」と、コメントを発表している。

　また併せて、元オランダ代表のダニー・ブリント氏とルート・ファン・ニステルローイ氏のコーチ就任も発表されており、ヒディンク氏は「2人はチームに多くの経験と知識をもたらしてくれる」と、歓迎している。

　現在、オランダ代表はルイス・ファン・ハール監督が指揮を執っているが、ブラジルW杯後の退任を表明しており、プレミアリーグのクラブで指揮を執る可能性が高いとされている。