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「とにかく勝ち点3が欲しかった」 FC東京が逆転で清水下して初勝利!!

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[3.29 J1第5節 清水1-3F東京 アイスタ]

 FC東京が敵地で清水エスパルスを3-1の逆転で下した。ナビスコ杯では鹿島を下しているFC東京だが、リーグ戦では今季初勝利となった。対する清水は、開幕戦は勝利したものの、1勝1分3敗で3月の戦いを終えた。

 開始早々、清水が試合を動かした。前半5分、MF大前元紀が強引な突破からエリア内に侵入すると、DFと交錯する形でボールがこぼれる。一瞬止まりかけたが、FW長沢駿が拾うと、豪快に右足を振り抜く。清水の先制点は長沢の公式戦3試合連続ゴールから生まれた。

 だが初勝利を目指すFC東京に同点ゴールが生まれたのは前半44分、FW武藤嘉紀の強烈なミドルシュートはGK櫛引政敏に防がれるが、こぼれ球を走り込んだFW河野広貴が押し込む。ジャストミートはしなかったが、これが幸いし、コロコロ転がったシュートがゴール右隅に収まった。

 さらにFC東京は後半に入ると、一気の勝ち越しに成功する。後半12分、ゴールからやや遠い位置でFKを獲得したFC東京は、DF太田宏介が大きなボールを蹴り入れる。これをファーサイドに走り込んだDF森重真人が頭で押し込み、逆転に成功。

 なおもFC東京は後半37分、右サイドから突破を図った武藤のクロスがファーサイドのフリースペースに流れると、豪快に走り込んだMF米本拓司が左足を振り抜き、ゴールネットに収める。前節の0-4完敗の憂さを晴らす3ゴールで、快勝を飾った。

 FC東京が開幕5戦目にしてようやく初勝利を挙げた。決勝点となった逆転ヘッドを突き刺した森重は「とにかく勝ち点3が欲しかった。チームの勝利に繋がって良かった」と喜んだ。


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