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ファンに感謝するモイーズ「全サポーターが支持してくれている」

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[3.29 プレミアリーグ第32節 マンチェスター・U 4-1 アストン・ビラ]

 プレミアリーグは29日、第32節を行い、マンチェスター・ユナイテッドは、ホームでアストン・ビラと対戦し、4-1で逆転勝利をおさめた。デイビッド・モイーズ監督は2試合ぶりの勝利を喜び、サポーターに感謝した。クラブの公式HPが指揮官のコメントを掲載している。

「試合の入り方は良くなかった。10分くらいまではみんなナーバスだった。チームがまとまり出してからは上手く機能した。同点ゴール、それに2点目もハーフタイム前に決められたので良かったと思う」

 前半13分に先制を許したが、同20分にMF香川真司のクロスからFWウェイン・ルーニーのヘディングシュートで同点。前半終了間際には香川のスルーパスに抜け出したMFフアン・マタがPA内で倒され、このPKをルーニーが決めて逆転した。

「チームのフットボールは良かった。4点目はアドナン・ヤヌザイとマルアニ・フェライニが絡んだ良いゴールだった。アドナンがチチャリート(エルナンデスの愛称)に上げたクロスも良かった。サポーターにとっても良いゴールだっただろう」

 後半12分、マタの移籍後初ゴールで3-1とリードを広げると、後半アディショナルタイムにはMFアドナン・ヤヌザイの突破からFWハビエル・エルナンデスがダメ押しゴールを決めた。スウォンジーとの開幕戦(4-1)以来となる1試合4ゴール。モイーズ監督は「選手たちは試練と向き合い、乗り越えてくれた。成長したと思う」と、リバプール戦(0-3)、マンチェスター・シティ戦(0-3)と連敗中だったホームで意地を見せた選手をねぎらった。

 指揮官は失点後も声援を送り続けたサポーターに感謝した。試合前には選手がピッチに入場する前にベンチに姿を見せたモイーズ監督へも声援が送られた。

「みなさんに、このクラブの監督がだれであるかを示したかった。ファンのみなさんは、私がどこにいるかを理解している。ピッチサイドに立っているのは私だ。ユナイテッドの監督に就任して以来、私はサポートしか受けていない。だれかがそれを変えようとしているのかは分からないが、全ユナイテッドサポーターが私を支持してくれていると信じている。それにファンのみなさんがクラブの状況を理解してくれていると信じている」

 そうサポーターの支援に感謝するモイーズ監督は4月1日の欧州CL準々決勝第1戦・バイエルン戦に気持ちを切り替える。昨季の欧州王者を破ることで流れを変えられると信じている。

「何よりも大事なのは勝利だった。それ以外のことは考えていなかった。スタジアム内のファン全員がクラブ、そしてチームを支えてくれた。バイエルン戦が楽しみだ。今シーズンは難しい時期を過ごしているが、火曜日に良い結果を残せれば、必ず状況は飛躍的に好転するはずだ」


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